僕は寅年で虎が物凄く好き。

 ライオンなんかよりずっと百獣の王にふさわしいと思う。
群れをなさず、孤高に、そして底恐ろしく冷酷に、森の中に生きるその生き方(生態)こそ、実に王者の名にふさわしい。

 また、虎は何といっても地上で最も美しい獣だ。
あまりにそのトラジマに見惚れているので、蜂まで美しく見えてくる。

 蜜蜂は西欧の象徴学では虫の世界の王者であるというが、まさに虎とは僕にとって、888の不定存在にして「魂の導き手」である蜜蜂達(Bees)WAX 的にウニオミスティカした人間が最後に到達するべき錬金術的究極の心の姿、すなわち黙示録の獣666の完成された姿であると思っている。
TORA、TORA、TORAH!
百獣の王〈虎〉となった蜜蜂的人間はそのとき大地の王となるだろう。そして蜜蜂の女王であるアルテミスはそのとき、彼の背中にドゥルガーとなって舞い降り、大いなる8=11、すなわち《力》=《正義》の大秘法が完成するのである。彼らは園の中央にある欺瞞の神秘の樹ユグドラシルを焼き尽くし、エデンの園を欺瞞の神性・残酷な神XORONZONから奪回して、この大宇宙に君臨する《時の夜の大いなる者》にならなければならない。そしてそのときに、《汝の欲するところを為せ》(カルガンチュア&クロウリー)が法=TORAHの全てとなるだろう。真の意味で《世界の中心で愛を叫んだ獣》が顕現するのはそのときであり、そのときになって初めて人は《愛》の意味を知るのだ。《愛》とは獣の咆吼としての魂の絶叫であり、その叫びこそが来るべきアイオーンにして唯一のアイオーンであるホルスのアイオーンを開くのである。したがって《愛》とは気高き《虎》の雄叫びとしての《愛音》であり、それ自体においてアイオーン(永劫回帰=運命)の召喚に他ならないのだ!

 。。などと吼えてしまうまでに、虎病の虎キチである僕。たったそれだけのために、野球になんか全然興味ないのに、阪神タイガース優勝するとリアルなファンより激しく喜ぶバーチャル阪神ファンであったりするアホでもあります。

 なので、もともと、最も美しいOSであると思っているMacOS-X Tiger 、とっても欲しいし、インスコしたいはず。
 約1年前までは、哲学なんかすっかり忘れて、Linux、BeOS、Solarisなんか当たり前、ありとあらゆるマイナーOSのインストールと環境構築に没頭していた、真性マルチOS廃でもあったのだから、そして、その病昂じて、ただMacOS-Xの環境に触れたい、そのAquaな美しさから Unixな奥深さにいたるまで愛でまくりたいという狂った欲望を成就したいためだけに、PowerMac(G4でQuickSilverで中古だったけど)を購入しちまったアホでも僕はありました。Panther出たときには、発売日に秋葉に直行したりもしてた。。

 なのに、今度のMacOS-X Tiger、そんな僕がまだ買いに走ってない。しかも、Macしか持ってない女房(こっちもG4ですが)のPanther環境、どうも不調なので困ってて、OS再インストールしか直す手無さそうなんだけど、それで直るかなあなどとも思ってるので、そっちの方からもほんとにTiger必要なんだけど。。。なんか、今は金もヒマも勿体無いので、自分でも不思議なくらいにセーブがかかってしまってます。

 ブログとmixiやってるせいかもしれないなあ。実際、少しでもヒマがあったら、《書く》という行為に費やしたいとは思うもの。。



【関連あるんだか無いんだか】

タイトル: Wax: Discovery of Television Among the Bees

監督・脚本・主演・編集David Blairデヴィッド・ブレア
(1991年米85分/翻訳栩木玲子/UPLINK配給)
第6回モンベリアール・フィルム・ヴィデオ・フェスティバルグランプリ受賞

 WAX 蜜蜂TVの発見 : バロウズなんかも出てる、素晴らしい実験映像作品。

僕はアップリンクから出てたビデオで見て、深甚な影響と魂の震撼を覚えました。

ディックの『ヴァリス』に出て来る架空の映画「VALIS」が現実に作られてしまったみたいな感じです。


【こっちは関連あるが、今金欠で買えません。悔しいのでアマゾンリンクつけます。】

Mac OS X v10.4 "Tiger"   アップルコンピューター